中古車販売大手のBIG MOTORが修理費の水増し請求をしていた問題や、来年の大阪万博が上手くいっていない、サラリーマン大増税予想など、明るい話題があまり見当たりません。昨日の北朝鮮のミサイル発射は、日常になってしまったかの無関心です。
5/30の記事でアメリカのリセッション入りについて言及しましたが、ついに目に見える形で出ていました。アメリカの銀行も、経営が厳しくなってきたようです。
ゴールドマンにも「厳しい時期」-商業用不動産投資、評価損で痛手 - Bloomberg
ゴールドマンは最大手の不動産貸付業者ではないが、140億ドル(約1兆9500億円)余りの不動産投資を行ってきた。それらの投資の評価損が影響し、4-6月(第2四半期)の自己勘定投資関連の税引き前利益が11億5000万ドルの打撃を被った。
7月24日は、3人の女性との楽しい勉強会でした。金利やインフレ・デフレなどについて詳しく聞きたいとの事だったので、時事ネタから急遽、経済の基礎を説明しました。
1.直接金融と間接金融
直接金融とは、個人が株や国債などを購入し運用すること。
間接金融とは、銀行や生保などの機関投資家が個人からお金を預かり、株や国債などを購入し運用すること。最近は、GPIF(年金積立金管理運用独立法人)や日銀が、株や国債を大量購入している。
2.インフレ・デフレ
インフレは、お金の価値が下がりモノの価値が上がる。
デフレは、お金の価値が上がりモノの価値が下がる。
スタグフレーションは、お金の価値が下がり経済が縮小する。
私の考えは7/2のやはり増税になるようですで解説した、国債を刷りすぎると円安になる、です。 過渡期には、インフレやデフレ、スタグフレーションが混在することもありそうです。世界的に、今はその瀬戸際だと思います。
3.今できる対策
お金の流れがざっくりと分かると、今がどのような状況かが分かります。その上で、今後どうなるのか予想し、対策を取る必要があります。
今の日本は消費者物価指数などが上がってインフレなので、モノの価値上昇が見込まれます。では、どのようなモノを買えばいいのでしょうか?
どのようなモノが価値が下がらないか、得意分野は人それぞれだと思います。株や債券に詳しい人、不動産が好きな人、金が好き、為替が得意な人などです。投資の世界に絶対はないので、私は、これなら大丈夫という事はできません。なのでアンテナを高く掲げ、自分の得意分野を作る必要があります。
現在は、経済環境が大きく変わる直前だと思っています。日銀の公定歩合が上がるのがいつなのか、その後の変化のスピードはどうか、とても気になります。まさにチャンス多き時でしょう。みんなで頑張って「しめしめ」しましょう!
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。