株式会社しめしめ

日記や、経済時事ネタの評価をしています。

日経平均株価が最高値だそうです

 今日は2月22日で、にゃんにゃんにゃんの猫の日らしいです。我が家には犬がいて、猫とはあまり縁がありません。でも、いろんな猫イベントが開催されていて、楽しいんでしょうね。犬の散歩がなければ、行ってみたいものです。

 

 2月24日には、ウクライナの戦争が始まって2年になるそうです。終戦の展望も見えず、両国の国民にとっては大変な状況が続いているのでしょう。早めの終戦を望みます。

 そんな中、ウクライナ戦争をきちんと分析した記事が、出ていました。正直、2年もかかったのかと思います。重要なので、以下、一部抜粋します。気になる方は、リンクの記事をお読み下さい。

 

【ウクライナ戦争丸2年】もうホンネの話をしようよ~アメリカの「10の諸悪」(現代ビジネス)

 2月24日、ウクライナ戦争勃発から丸2年が経過する。この間、私が強く感じてきたのは、欧米や日本のマスメディアの「偏向報道」のひどさである。アメリカのジョー・バイデン政権べったりの『ニューヨーク・タイムズ』や『ワシントン・ポスト』などに従うばかりで、「中立性」なるものへの配慮がまったく足りないのだ。

 片腹痛いのは、2月19日からはじまった日・ウクライナ経済復興推進会議だ。停戦せずして復興はない。戦争継続によって、死傷者数はますます膨れ上がり、インフラは破壊されてしまうのである。どうして「即時停戦しろ!」と叫べないのか。アメリカが戦争をつづけたがっているからだ 。

 大切なことは、日本のマスメディアによる情報操作の実態を知り、国民を無知蒙昧(もうまい)の状態にとどめることで利益を得ようとする連中がいることに気づくことだ。

 日本のマスメディアは、BBCや『週刊文春』に促されるかたちで、しぶしぶ喜多川の本性やジャニーズ事務所の「悪」を報道するようになった。テレビ局はこの問題を検証し、反省したらしい。しかし、これは真っ赤な嘘である。なぜなら、マスメディアはこの「ジャニーズ事件」と同じ構図で、アメリカの「悪」を隠蔽しつづけているからである。「新自由主義」という言葉で、諸外国との貿易や資本取引を自由化させて、アメリカ資本の利益につながる法律やテクノロジーを世界中に広げて、利益を収奪する方式こそ、アメリカの帝国主義であることに気づかなければならない。

 帝国主義アメリカは、その世界支配のためにたくさんの「悪」を世界中に撒き散らしてきた。その典型が「民主主義の輸出」である。美しいスローガンに響くかもしれない。しかし実際には、その試みのほとんどすべては失敗し、数千万人もの死傷者を世界中に生み出してきた。アメリカは自由・民主主義を輸出して、当該国へ米系資本を投下し、そこから利潤を得ようとしているだけなのだ。もちろん、民主主義が根づくためには、中間層の広がりといった条件が必要になる。だが、アメリカはそんな条件を無視して、外国に介入しつづけている。ウクライナ戦争でいえば、アメリカが戦争の停止を許さないのだ。

 加えて、ウクライナ戦争が起きれば、安全保障へのニーズが高まり、武器需要が増加し、ここでもアメリカの軍産複合体が得をする。つまり、アメリカの「悪」を隠密裏に推し進めることで、利益をあげる人や組織がたくさん存在する。だからこそ、この事実に蓋(ふた)をしつづけようとするわけだ。これって、ジャニーズ事務所の問題とそっくりではないか。

 ここで、日本のマスメディアが報道しない、帝国主義の国アメリカのウクライナ戦争に関連する「諸悪」を箇条書きにしてみよう。

 5.アメリカ政府は国連平和維持軍のドンバス駐留を妨害した。

 6.アメリカ政府はドンバス紛争の解決(ミンスク合意の履行)を妨害し、時間稼ぎを行い、ウクライナの軍事化を支援。

 8.2022年2月末のウクライナ戦争緒戦のウクライナ側の勝利にもかかわらず、イギリスのボリス・ジョンソン首相(当時)はゼレンスキー大統領に戦争継続を促した。ジョンソンの背後には、もちろん、バイデン大統領が控えていた。

 9.ドイツをロシアから切り離す目的で、ノルドストリームと呼ばれるガスパイプライン4本のうち3本を、バイデン大統領の命令で米軍がノルウェー軍の協力のもとに爆破。

 

 ここからが、本題です。今日、東証終値が34年ぶりに更新されたそうです。これ自体は明るいニュースのようですが、外資の買いによる高騰である以上、暴落も意識しないといけません。2024年の倒産件数は増加が予想されていますし、1月の貿易収支は1兆7583億円もの赤字で国富が流出し続けています。円安で膨れた好決算が続かなければ、外資はすぐに引き上げてしまうでしょう。その時こそ私が最も恐れる、トリプル安(株安・円安・債券安)になることでしょう。そうならないことを、祈ります。

 

 前回の記事「風が吹きました」で、中国発の金融危機の可能性について書きました。世界各国がコロナ禍による財政出動(バラマキ政策)や紛争の支援(ウクライナ、ガザ等)で、疲弊しています。上で引用した記事では、アメリカが儲けのために戦争したがっていることが書かれていました。7月には、新紙幣が発行されます。タンス預金を炙りださないか、心配です。ちょっとしかありませんが。。。

 4月には、日銀の金融政策が変更される見込みです。ジワジワと金利が高騰していくのでしょう。金利負担に耐え切れなくなったゾンビ企業は倒産し、労働者が街にあふれかねません。賃金は上昇傾向のようですが、稼ぐ力がなければ、倒産・失業してしまいます。景気に冷や水を浴びせかねません。

 

 バブルの頃は学生だったので不確かではありますが、実体経済は今ほど悪くなく、国民の多くがその恩恵にあずかったと記憶しています。それでも失われた30年が必要だったと考えると、今回は実体経済が良くない中、バブルが弾けるとどうなってしまうのだろうと恐ろしくなります。

 

 が、この時のためにアンテナを高く掲げて情報収集、決める練習をしてきた方にとっては、千歳一隅のチャンスになる可能性が高いと思います。頑張って「しめしめ」しましょう!

 

 今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。