株式会社しめしめ

日記や、経済時事ネタの評価をしています。

立てたアンテナの活用方法

 ロシアのプーチン大統領ウクライナの4州を併合したり、北朝鮮がミサイルをぶっ放したり、世界中で色々なことが起こっていますが、いかがお過ごしでしょうか?

 

 2022年7月13日のブログアンテナの立て方で、何でも良いので得意分野を見つけてアンテナを立てて「しめしめ」しようと書きました。

 アンテナを立てて「しめしめ」と言ったって、漠然とし過ぎています。もう少し説明が必要ではないかと思われるでしょう。ちょうどよい記事がありましたので、掘り下げて考えてみたいと思います。内容の性質上、ちょっと上から目線で書く必要がありますので、その点はご容赦ください。

 

 昨日、なぜ日銀は緩和を止めないのか? 最終目的は「インフレ税」「財産税」による国民資産の強奪か?(山田順)という記事を見つけました。日本は異次元の量的緩和(ハイパー)インフレになり、国民はひどい目にあうとの内容です。さらに第二次世界大戦後と比較し、預金封鎖」「新円切換」「財産税」についても述べられています。

 

 簡潔に分かりやすくまとめられているので是非お読みいただきたい記事ですが、その内容は新しい情報でしょうか?アンテナを立てて日が浅く、知らなかった情報もあると思いますが、今年に入ってからは、インフレについて至る所で目にしてきたのではないでしょうか。歴史的な背景は、インターネットで検索すればすぐに分かります。

 ではなぜ、今になってこの記事が心に響く(?)のでしょうか。それは、物価高や株安で皆さんの生活環境が変わりインフレを実感したことから、これから起こるかもしれない将来にまで意識を向けることができるようになったのです。

 

 アンテナを立てることは、将来を予測する練習です。

 

 「しめしめ」するための情報は、一部を除き、どこか特別なネットワークに独占されているものではありません。皆さんの目の前を、平等に通過しています。情報の価値を決めるのは、受け手である皆さんです。より価値があるものにするためには、日々の勉強は欠かせません。これが、アンテナを立てることの意義だと思います。

 

 アンテナを立てて将来が予測できたとしても、肝心な時に行動に移せなければ、絵にかいた餅です。行動できるよう、「決める」練習もしましょう。

 

 トリプル安(株安・円安・債券安)や世界的な経済減速、台湾有事などが、現実のものとなってきています。将来予測の重要性が、どんどん増しています。アンテナを高く掲げましょう。

 

 今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。