株式会社しめしめ

日記や、経済時事ネタの評価をしています。

株価が上がっています&2月8日の勉強会

 2月16日の日経平均株価が、バブル時の最高値にあと50円まで迫りました。景気のいい話ではありますが、4月には日銀の金融政策変更が既定路線のようです。海外の資金と新NISAが流入しているようですが、今後の動きに注目です。

 

 16日にはロシアでは、反体制派のナワリヌイ氏が亡くなられたそうです。ワグネルのプリコジン氏の飛行機事故もあったので、何とも恐ろしい事です。ガザ地区南部は攻撃され、犠牲者が出ています。丁寧に情報収集すれば、紛争関連のニュースはまだまだありそうです。

 

 2月8日(木)の定例の勉強会は、女性2人が参加しました。お金はありがとうと、ビジネスモデルの2点、話しました。

 お金はありがとうは「2022年6月20日(月)の出来事」に詳しく書いていますが、ザックリと復習しました。

 ビジネスモデルはISO9001のマネジメントシステムのモデルが秀逸なので、そのモデルを説明しました。ただし、世の中にあるビジネスモデルは、難しすぎます。

 最も押さえるべきはコミットメント(何をお客様に提供するのか)、お客様が喜ぶ商品・サービスの内容(独りよがりになっていないか)、改善点が出れば改善する(PDCA)、各プロセス(部署)がコストを意識して取り組むことが大事です。お客様が「ありがとうね」と言って支払うところを想像すれば、ビジネスモデルのあるべき形が想像できるはずです。

 専門用語は、そのあとで覚えればいいと思います。より深く学びたければプロセスマネジメントなどの考え方があるので、押さえるべきところは押さえ学べば良いと思います。勉強会では、以上のような話をしました。

 

 蛇足ですが、日経平均が高くなってきていることについて、もう一度考えてみましょう。私は株はほとんどやりませんが、多少の不動産を所有しています。多くの人が便利な場所と考えている所に不動産を所有していれば、価格が上がることによって株高の恩恵を受けることができます。富裕層の懐が温かくなり、不動産にも資金が流れやすくなるためです。自分の得意分野を伸ばすことは、大切な事だと思います。

 

 得意分野を伸ばすためにも、アンテナを高く掲げ「しめしめ」を目指しましょう!

 

 今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

寒いですね&1月16日の勉強会

 日本列島を、この冬一番の寒波が覆っています。能登半島の被災地では、大変な思いをしている方が多数おられると、連日のニュースで報道されています。1日も早い復旧を願います。

 

 昨日の1月25日に、京都アニメーション学院の放火犯の青葉被告に、死刑判決が言い渡されました。36人もの命を奪ったことは許しがたいですが、不幸な生い立ちも明らかになるなど、何とも後味の悪い事件でした。他力本願ですが、二度とこのような事件が起こらないで欲しいです。

 

 1月23日の日銀による金融政策決定会合では、大規模金融緩和政策の維持が決まりました。そろそろ引き締めかと思われていたところに能登半島地震が起こり、安全運転を選択したのだと思います。市場でもそろそろ引き締めと思われているので、タイミングが気になります。

 

 前回の記事自民刷新本部は期待できないと書きましたが、やはり中間報告はイマイチなようです。透明性、連座制いずれも盛り込まれておらず、いつもの言葉遊びの印象です。自民党は政治にカネがかかるとの言い分ですが、選挙運動をネットでもできるようにすれば費用は掛からないとおもいます。インターネットを活用した投票も、同じだと思います。しかし、自民党の支持者はあまりネットを見ないのでしょう。なので地元に出向き、会って話をしなければいけない。だからカネがかかる、その程度の理由だと私は思います。そうでなければ、理由を知りたいです。

 このままでは、国際競争力35位も怪しくならないか心配です。半減したとしても、貿易収支は9兆円もの赤字なのですから。規制緩和を急ぎ、早く新たな日本の稼ぎ頭となる産業を創る環境を整備して欲しいです。

 

 最近は中東の紛争も激しくなり、舟運にも影響が出てきています。日本が輸入している石油のほとんどは中東から来ており、輸送コストが上がれば物価が押し上げられかねません。要注意です。

 ロシアの軍用輸送機の墜落事件は未だ全容は見えず、国際社会にどのような影響があるのか良く分かりません。ロシアとウクライナの戦争が膠着状態に陥っているようなので、また戦費の支出が求められるかもしれません。困ったものです。

 

 1月16日(火)に定例の勉強会をしましたが、体調不良や所用により、1名の参加者でした。これまでのおさらいをフリートークしたのですが、時間をかけて繰り返し話をすることで、徐々に実感を伴う自分事にできてきているようです。この流れで、来月はビジネスモデルの基本的な考え方をすることにしました。楽しみです。

 

 世の中は日々動いており、天災も含めて激動の時代ですね。そんな時には、チャンスが多いと思います。アンテナを高く掲げ、「しめしめ」して行きましょう!

 

 今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

自民刷新本部って、どんなことをするのでしょうか?

 33年ぶりに日経平均が¥35,000を超えたり、アメリカとイギリスがフーシ派を攻撃したり、新年早々、騒がしい世の中です。しかし何といっても、能登半島地震の被害は、大変なものがあります。生活の不便を、早く解消出来たらいいですね。

 

 今注目の自民党パー券疑惑で、自民刷新本部が立ち会がったそうです。テレビのニュースで構成員を見ている限りは、派閥の恩恵を被ってきた人も多く、あまり期待できそうにありません。庶民にはインボイスをごり押し、政治家は裏金では、やるせなくなります。しかし日本人は、すぐに忘れてしまうのでしょう。

 

 沖縄県名護市の辺野古の基地建設では、民意が反対しても法的にそのまま工事を進めていくのでしょうか? 地方自治法に基づく代執行とのことで、地方の権限を国が取り上げたことになります。かつての治安維持法のような、危うさを感じます。そう考えると、沖縄だけの問題ではないと思います。

 

 さらに違和感を感じるのは、代執行前後にマスコミが一斉に報道を始めたことです。軟弱地盤の問題も、当初3500億円以上だったが現時点で1兆円近くまで膨れ上がっているのにまだ足りないかもしれないという問題もずっと前からの事なのに、問題が後戻りできなくなった時点から報道され始めました。マスコミも問題をきちんと報道しました、というアリバイ作りにしか思えません。

 

 辺野古の問題を書いたのは、基地反対だからという訳ではありません。国策も時には怪しいし、マスコミも無条件に信じることはできない。自分で細心の注意を払いながら、情報収集する必要があるという事を言いたかったからです。

 

 日経平均が35,000円を超えた理由は何か、報道で知るしか方法はありません。その要因は新NISA資金流入や企業業績が良いからとの報道がありますが、本当でしょうか? 自社株買いも、要因の一つのようです。

 しかし日経平均の構成銘柄は、ファーストリテイリング東京エレクトロンなどの一部企業のウェイトが高く、日本経済の実態を反映していません。あくまでも投資の指標の一つなので、誤解しないようにしましょう。

 

 今回のテーマの自民刷新本部の問題は裏金をどう防止するのかが焦点ですが、それだけではないと思います。裏金が必要という事は、現在においても義理人情で政治が行われているということです。国としてどうあるべきかではなく、既得権益に守られた一部の人たちの利益に主眼があるという事だと思います。

 私見ですが、今回、裏金問題やお金のかかる選挙などの問題を解決できなければ、義理人情の政治が続くことになると思います。そして、日本の競争力は回復しにくいと予想できます。つまり、貧富の格差が縮まらないし、外国との競争に負けてしまうという事です。バブル崩壊後の30年を見れば、分かることです。

 

 このような混乱している時は、いろいろ変化がもたらされます。そして変化の時には、チャンスが多く訪れます。アンテナを高く掲げ、チャンスをモノにしましょう。

 

 今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

面白い記事を見つけました

 前回のブログの書き出しで能登半島地震の発生について書きましたが、書いている時に海上保安庁JALの飛行機が衝突していました。海上保安官の犠牲者のご冥福をお祈るとともに、JALの乗員乗客全員が避難できたことに安堵しました。

 3日、4日と災難が続くと思いましたが、その後は特に何も起こっていないようで、一安心です。とはいえ国内に限った話で、ガザやウクライナでは戦闘が今も続いており、毎日悲惨な現状があることは、忘れてならない気がします。

 

 ネットで情報収集していると、面白い記事を見つけました。いつものように、抜粋します。

 

「保育園落ちた日本死ね」がバズったのは当然だった…日本人があらゆる問題を「国家」のせいにする理由(プレジデントオンライン)

待機児童問題を批判した「保育園落ちた日本死ね!!!」という言葉は、なぜ流行語となったのか。関西外国語大学の戸谷洋志准教授は「日本社会から『自分の声を聴いてくれる存在』が消失し、不満が直接国家に向くようになった。孤独な現代人は『私の話を聴きたいと思っている人』を求めている」という――。

 ブログは、待機児童問題を批判する叫びとして世間から大きな注目を集め、国会で取り上げられるだけでなく、同年のユーキャン新語・流行語大賞のトップテンにランクインしました。

■家庭と国家しか存在しない世界線に生きている

 ここで注目したいのは、保育園に落ちた絶望が、直接的に国家へ向かっている、ということです。

 投稿者が直面している苦悩は、仕事と子育てを両立することができなくなり、自分の思い描いていた人生を歩めなくなったことでしょう。そして、その問題を解決できるのは国だけだった、と、投稿者は考えているのです。だからこそ、国に対して怒りの矛先が向けられています。

 投稿者の生きている世界には、あたかも、家庭と国家しか存在しないかのようです。国家が助けてくれなかったら、誰も助けてくれない――そうした環境に、この投稿者は置かれているのです。

■攻撃的な口調は「誰にも声が届かない」悲しみの裏返し

 しかし、伝統的な日本社会には、家庭と国家の間に位置するコミュニティ、中間共同体が存在しました。いわゆる地縁と呼ばれるコミュニティがそれに該当します。お隣さん、近所のおじさんやおばさんです。

 若い両親が子育てに困っているとき、まず頼ることができたのは、国家ではなくてそうした地域のコミュニティでした。たとえ国家が自分のことを無視しても、近所の人は自分の話を聴いてくれる――そうした信頼が社会のなかに当たり前のように存在していたのです。

 しかし、ブログの投稿者に、そうした中間共同体への信頼は皆無です。その非常に攻撃的な口調は、自分の言葉が誰の耳にも届かないことに対する、深い悲しみの裏返しでもあります。そうした絶望が、子育てという、人生でもっともハードな仕事を引き受ける親の心を蝕んでいることは、誠に憂慮するべき事態でしょう。

 

 2022年11月28日の記事「グレートリセットについて考えてみた」で、「公助」が困難になりつつあるため「共助」に移行せざるを得ないと書きました。2023年4月14日の記事「放蕩旦那の補足」では、大家族から核家族への移行と都市化について、説明しています。引用した記事は視点は違いますが、似たような内容になっていると思います。

 

 最近、子育てや若者の貧困などに関する予算措置が、急速に拡充されていると感じます。これは良い事ですがあまりに急速なので、もし私が危惧しているトリプル安(株安・円安・債券安)になった場合には行政のお金が不十分になるので、その時に「共助」でしのぐことができるよう、予算拡充で仕組み化を促しているのではないかと邪推してしまいます。もちろん、そうならないことを望みますが。。。

 

 今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

 

明けましておめでとうございます

 明けましておめでとうございます。今年も当ブログを、よろしくお願いいたします。

 例年、お正月と言えば、何となくおめでたい気分でウキウキしたものですが、今年は元日に能登半島を中心とした能登地震のおかげで、なんとも言えないお正月となってしまいました。犠牲者のごご冥福をお祈りいたしますとともに、これ以上被害が拡大しないことを願います。

 

 昨年はいろいろな事が起こりすぎて、良く分からない程混乱した1年で、私が考える一文字は「崩」を選びました。

 ロシアとウクライナの戦争、パレスチナハマスイスラエルの戦争により、国際秩序の崩壊が始まった気がします。インフレや円安は庶民の懐を直撃し、生活を崩壊させかねない程、厳しいものとなりました。

 自民党政治はパー券キックバック問題で支持率を落とし、収まる気配すらありません。日銀の金融政策も年が明けたらゼロ金利政策を修正するのではないかと予想され、今後の動向が注目されています。

 大阪万博の建設費等の問題では、上振れの責任を関係者全員が否定し、誰が負担するのかすら決まっていません。IRに向けたインフラ整備が目的との報道もありますが、IRが上手くいかなかったときの国民負担は、計り知れません。ひどい話です。

 12月に沖縄県辺野古の米軍基地建設問題では、地方自治法に基づく国の代執行が行われ、民主主義の劣化を露呈しました。

 

 何とも暗い1年の始まりは、ドジャースに移籍した大谷選手とパリ五輪の頑張りで吹き飛ばして欲しいものです。おっと、他力本願はいけませんね。私も頑張ります。

 

 今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。今年もよろしくお願いします。