株式会社しめしめ

日記や、経済時事ネタの評価をしています。

グレートリセットについて考えてみた

 サッカーワールドカップで日本がドイツに金星を挙げ、コスタリカに惜敗してリセットされてしまいましたが、いかがお過ごしでしょうか?リセットついでに、一時期ちょっとだけ話題になったグレートリセットについて、考えてみました。

 

 グレートリセットとは、グレート・リセットとは・意味 | 世界のソーシャルグッドなアイデアマガジン | IDEAS FOR GOODで「より良い世界をもたらすために、私たちの社会と経済のあらゆる側面を見直し、刷新すること」と説明されています。2021年5月のダボス会議(中止)のテーマとなったことで、少し話題になりました。そこでステークホルダー資本主義への転換がテーマの一つとなったのですが、日本の「三方よし」と親和性があるとの評価が一般的でした。

 

 そんな中、どう備えるか?金融システムが崩壊した未来で活きる「コミュニティ」の価値|不動産投資の健美家で、興味深い考察を見つけました。現在の社会システムが持続不可能なので、新しい仕組みができるはずである、あたかも人生ゲームのルールが変わるようなもの、という内容でした。私の未来予測とは完全に合致しないものの、「年齢や性別、居住地や国籍なども全く関係ない、一定の価値観に基づいたコミュニティー」が将来発生するというのは、面白い予測です。私は近い将来、「公助」(年金・生活保護・失業保険等)が財政難から形骸化し、「自助」も限界を迎え、「共助」に基づく社会システムに移行せざるを得ないと考えています。多分、似た考え方だと思います。

 

 財政難は時に、戦争を引き起こします。戦争では、勝った国が正義です。2003年の湾岸戦争も、イラク大量破壊兵器はありませんでした。ウクライナ戦争も、本当の事はまだわかりません。ロシアより先に戦争を始めたのは米国とウクライナの可能性 「ロシアの正義」を全否定せず、日本は停戦協議の場を用意せよ(1/5) | JBpress (ジェイビープレス)では、ウクライナ軍が2/16日以降ドンバス地方砲撃の回数が激増しており、ロシアの介入を招いた根拠となるデータを開示しています。終戦後の検証が、待たれます。

 

 戦争のような形でのグレートリセットは、勘弁してほしいです。台湾危機に関連して、宮古八重山地方にミサイル基地の建設が進んでいます。他人ごとではありません。注意深く、情勢の変化を見ていく必要があります。

 

 本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。