株式会社しめしめ

日記や、経済時事ネタの評価をしています。

世の中がせわしないです

 12/10に米エンジェルスの大谷翔平選手がドジャースと7億ドル(1015億円)もの契約金で移籍することを発表し、世界中を驚かせています。久しぶりに、とても明るいニュースです。関係ないけれど、日本人として誇らしく思います。

 

 世の中では明るいニュースよりも暗いニュースが多く、戦争や紛争の話題には事欠きません。中国軍の中将は、尖閣での戦争を否定しませんでした南シナ海では、フィリピンと中国のにらみ合いが続いています。

 

 中国の不況は既に疑問の余地はありませんが、アメリカも不況の入り口に立っている可能性があります。世界経済のけん引役がいなくなると、世界各国で経済が回らなくなり、大混乱が起こる可能性があります。日本周辺も含め、紛争地域が増えるかもしれません。最悪の場合、日本も紛争地域になりかねないことを、前述のニュースは示していると思います。我々は国内の不満を仮想敵国のせいにしてコントロール不能となり、戦争に突き進んだ例を、学校の歴史の授業で習ってきました。現在の日本も、例外ではありません。

 

 国内では、パーティ券(パー券問題)のキックバック問題が、大変な盛り上がりを見せています。自民党の安倍派と二階派で問題が顕在化し、どこまで広がるのか予想もつきません。この問題は、我々の生活を一変させる可能性を秘めていると思います。

 アベノミクスで現金がバラまかれたのは、このブログでこれまで何度も取り上げました。その安倍派が力を失えば、日銀の政策決定に影響を及ぼすかもしれません。つまり、引き締めです。日銀はバラまいた現金をいつかは回収しないといけませんが、回収するために公定歩合を上げます。公定歩合は10年国債を基準としているので、借入利息の増大と国債の下落(=利率UP)を引き起こします。

 日銀が思っている以上に国際価格が下落すると、国債過半数は日銀やGPIFが所有していますので、莫大な含み損になります。日本円の信用低下(=円安)も、あり得ます。今回のパー券問題はそのようなシナリオを想起させるものです。

 

 日本周辺もきな臭い、国内も問題含みで、このような世の中全体がせわしなくなると身動きが取れない、という方が大半だと思います。しかし、アンテナを高く掲げて情報収集・分析をしてきた人にとっては、千載一隅のチャンスでしょう。私も、いろいろ考えています。必ず上手くいくという保証はありませんが、勝負の時です。頑張ります。

 

 今からでも遅くはありません。アンテナを高く掲げ、このチャンスに「しめしめ」を目指しましょう!

 今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。