株式会社しめしめ

日記や、経済時事ネタの評価をしています。

2022年はいろいろなことがありましたね。来年もよろしくお願いします。

 今年もあと数時間を残すところとなり、急にお正月を迎えるべくやり残したことを片付けなきゃと焦り始めました。日本列島を寒波が覆い、大変な思いをしている方もいると思います。ご自愛ください。

 

 さて今年は、いろいろなことが一気に起こったような気がします。「しめしめ」し始めるには、最高のタイミングだったと個人的には思います。そんな一年を、私個人の視点から振り返ってみたいと思います。

 

1.円安(インフレ)

 2021年11月にFRBの利上げ計画が発表され、年初より円安が進みました。最も円安が進んだ時には150円台をつけ、急に安い日本と言われ始めました。年初から円の価値が3割近くも下落し、「悪いインフレ」と言われました。円安に良いも悪いもありませんが、国民が急に値上がりについて敏感になりました。

 

2.ウクライナ戦争

 2月にロシアがウクライナに侵攻し、戦争状態となりました。グレートリセットについて考えてみた で、実は2/16から戦争状態に突入していたかもしれない件について書きましたが、真実はどうであれ悲惨な戦争が起こったことに変わりはありません。そして、混乱が収まらないアフガニスタンやクーデター中のミャンマーなどの国に対して冷淡な日本が、浮き彫りになってしまいました。

 ウクライナ戦争後、エネルギー価格が急騰し、国民生活を苦しめています。インフレも進んでいますが、企業物価指数9%台に対しインフレ率3%台、値上げはまだまだ続く予想です。

 

3.防衛予算増額と南西諸島要塞化

 ニュースの価値とは? でも書きましたが、急に防衛予算の増額が既定路線になりました。5月の日米首脳会談で何かあったのかと、勘ぐりたくもなります。いずれにせよ増税は、避けられそうもありません。

 防衛予算が増えて何が変わるのかと言えば、台湾有事を想定し、南西諸島の要塞化が目立ってきました。いつだって、辺境の地は前線に立たされる例だと思います。国策に売りなしと言われますが、この場合はどうなんでしょう?

 

4.その他

 コロナ禍3年目、エリザベス女王の逝去、サッカーワールドカップでドイツ・スペインを破る、沖縄県復帰50周年、旧統一教会問題、安倍元首相暗殺、北朝鮮ミサイル打ちまくり、習氏3期目、日銀利上げなど、いろいろありました。ありすぎな位です。

 

 来年の事を言うと鬼に笑われそうですが、来年はどうなるでしょう?

 国内ではインフレの進展、日銀の利上げ、金利の上昇など、厳しい予想です。でも、賃上げに結び付くとの予想は、あまりありません。「ゼロゼロ融資」の返済が始まるため、息切れ倒産も始まることでしょう。倒産の連鎖が、気になります。

 海外でもアメリカと中国の景気失速、ウクライナ戦争の長期化、多くの国で金利上昇などが予想されています。世知辛い世の中になりそうです。

 

 時代が大きく動くときには、たくさんのチャンスがあります。予想は暗くても、光るものは必ずあり、儲かっている人は儲かっているなど絶対に言いません。アンテナを高く掲げ、激動の時代を楽しんで行きましょう。

 

 今年も最後までお読みいただき、ありがとうございました。来年も、よろしくお願いいたします。