株式会社しめしめ

日記や、経済時事ネタの評価をしています。

8月22日の勉強会について

 本日24日未明、北朝鮮の衛星打ち上げを受けてJアラートが鳴り響きました。失敗に終わったようですが、3時54分に警報が鳴っても避難できないと感じたので、紛争地域の方々の苦労が少しだけ分かったような気がします。

 更に、ロシアの傭兵組織ワグネル創設者のプリゴジン氏の乗った飛行機が、ミサイルで撃墜されたようです。後味の悪いニュースです。

 我が家に犬が来て2週間弱、トイレトレーニング以外は順調ですが、一番覚えて欲しいトイレが上手くできません。サークルに入れているとトイレしかないのできちんとできますが、部屋で自由にしているとトイレに行く手間を惜しんでいるようで、その辺で済ませてしまいます。ムカつきますが、広い心で対応しようと心掛けています。

 

 8月22日(火)、定例の勉強会をしました。今回は女性二人の参加でしたが、予期せす面白い展開になって、個人的には満足です。備忘録として、ブログに残します。

 

1.ビジネスの基本

(1)専門性を高める

・会社の仕事や副業などであっても、その業界の知識やビジネスの内容を良く理解しておく必要がある。認可事業の場合は関連する法律関係、自分で行っているビジネスの構造などの専門性は、仕事を行う上で不可欠である。

・副業や独立してビジネスを行う場合、①顧客のニーズを的確にとらえる、②顧客の想像以上の商品・サービスを提供する、③喜んで対価を払ってもらう、この流れが基本。①②を実行するためにも、専門知識を高める必要がある。

・専門性に乏しければ、競争相手との差別化が難しいため、最悪の場合は価格競争に陥る。競争環境下のレッドオーシャンでビジネスを展開するのは、大変である。

 

(2)顧客が気付いていないニーズを探求する

・ビジネスは顧客の課題を解決することで対価を頂くので、期待以上の成果を提供することで喜んで対価を支払っていただくことが理想。期待を超えていなければ、顧客が対価を喜んで支払うことはない。期待を下回っていrたら、不満しか残らない。自分ならどう感じるかと考えれば、自明である。

・ビジネスは、知恵比べである。顧客のニーズを満たすことはもちろん、まだ誰も気づいていないニーズに気付くことができて対応できるなら、競争相手がいないブルーオーシャンでビジネスが展開できる。

 

(3)「お金はありがとう」を再確認する

・ブログ2022年6月21日(火)の出来事で、「お金はありがとう」を説明しました。上記の説明のとおり、課題解決の対価としてお金をお支払いいただける、ありがとうを頂けます。

・そのためにも専門性を高め、知恵を絞り、相手の期待を超える商品・サービスを提供する必要があります。そうなっていない場合、それは「仕事」ではなく「作業」になっていると思います。

・「ありがとう」と言ってもらえるような仕事(ビジネス)は、本来、楽しいものです。お礼を言われて嫌な思いをする人は、多分いません。

 

2.中国経済失速の影響

 今回のメインテーマにする予定でしたが、時間が少なくなったので、ザックリと説明しました。

(1)不動産業界の失速

・8月17日、中国不動産大手の「恒大集団」は、アメリカのニューヨークの裁判所に「アメリ連邦破産法15条」の適用を申請しました。2022年末時点で48兆円の負債があると言われており、中国国内の不動産業界の状況を象徴しています。

不動産大手の「碧桂園」も、2023年1~6月期の赤字が約1兆円以上になるとの業績予想を発表しています。不動産会社の不振の影響からか、中国国内の金融機関やシャドーバンクの不振も言われるようになっています。

・中国の若者の失業率も20%を超え、国内には不満が渦巻いているようです。

 

(2)日本・世界経済に与えるであろう影響

中国経済が不況になると、日本の輸出製品が売れなくなるので、日本の製造業も不況になります。同じように、世界中が不況になりかねません。

・日本のバブル崩壊と同じプロセスをたどるなら中国もデフレ化し、不況が長期化する可能性が高いです。

 

(3)リーマンショックとの違い

・2023年3月17日の記事バブルが崩壊したかもしれませんで、リーマンショックは中国の4兆元(57兆円)にのぼる景気対策で救われたと、私見を書きました。

・今回はコロナ禍で世界中の国の財政が厳しい(バラマキ)ので、当時の中国のような対策を取れる国が見当たりません。

・世界中の不況がひどくなる(恐慌)と、戦争が起こりかねません。日本も台湾有事に備えて先島諸島を要塞化する計画と予算案を作成中であると、報道されています。日本が戦争に巻き込まれる可能性が、高くなってきています。

 

 今回は質問に答える形から思わぬ方向に内容が飛躍したので、面白かったです。次回もそのような内容になるよう、頑張ります。

 

 今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。