株式会社しめしめ

日記や、経済時事ネタの評価をしています。

発熱しました

 ワールドベースボールクラッシックで日本が優勝し、日本中がお祝いムードでした。準決勝のメキシコ、決勝のアメリカと僅差で競り勝ち、面白いゲームでした。

 お祝いムードから一夜明けると、38.5℃の発熱です。今は38℃位と思いますが、だるさが残っています。16:00に発熱外来を予約したので、ただの風邪と言われることを願っています。

 

 前回、バブルが崩壊したかもしれませんと書きましたが、現時点でもその認識は変わっていません。暗号資産という部分的バブルが弾けただけで金融不安につながらないとの意見もありますが、私は債券バブルが弾けたのではないかとの意見です。

 

 FRBは3/22、政策金利を0.25%上げて誘導目標を4・75~5%にしたと発表がありました。政策金利の上昇は債券(主に国債)の下落を意味しますので、収益を債券に頼ってきた機関投資家(銀行・証券・保険・年金機構など)には、厳しい状況が続いていると思います。4月には日銀総裁が代わるので、どう利上げするのか難しいかじ取りが求められると思います。

 いずれにせよ、インフレ抑制のため政策金利を上げる流れは止められず、機関投資家の破綻などで景気が悪くなるというのが、私の見立てです。変化が急激に起これば、スタグフレーションもありうるでしょう。

 

 つまり、世界中で債券価格の下落が起きることで、機関投資家が耐えられなくなる事態になる可能性が高まります。特に日銀やGPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)は、厳しいのではないかと思っています。日銀は2022年12月現在、国債の52%を保有しているそうです。恐ろしいことです。

 

 さてそんな中、国土交通省が22日に公表した公示地価は、順調に上がっています。地価が上がったのか、円が下がったのか、見極めが重要です。空き家税を認めるという報道もありました。これはちょっと、困りものです。いい物件が放出されることを、期待しましょう初の「空き家税」、国が同意へ 住宅供給狙い京都市提案(共同通信)

 自治体が独自に課す法定外税。空き家のほか、日常的な居住者がいない別荘、別宅も対象で、税額は家屋の価値や立地に応じて決まる。所有者は固定資産税に加えて空き家税を納める必要があり、税負担は1.5倍程度となる見込み。

 今こそ仕込みの時期でしょう。なのに熱出しているなんて、困ったものです。皆さまにおかれましては、くれぐれもご自愛ください。

 

 蛇足ですが、岸田首相がウクライナキーウを電撃訪問し、支援を申し出たそうです。G7で唯一ウクライナを訪問していないと気にされていたようですが、日本とNATOは状況が違うと思います。ロシアと国境を接する日本にとって、悪い影響が出ないことを願って止みません。

 

 今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。